利益確定の注文の仕方

利益確定の注文の仕方

ポジションを保有したら次は決済、それも利益を確定する利食い決済をして初めてFX取引で儲けることができます。

利食いの注文でも、手動で行う成り行き注文、自動で行う指値注文、逆指値注文が使えます。

投資の基本は「利益は大きく損失は小さく」です。すべての取引で勝ち続けることはあり得ません。
勝ち負けを繰り返し、利益が損失を上回っていき、トータルで儲けていくことになります。
もちろん利益が多ければ多いほどよいに越したことはありません。

それではどうすれば大きな利益を得ることができるのでしょうか?
それはトレンドに乗ることです。トレンドとは一定期間どちらかの方向にレートが継続的に進むことです。

2005年のドル円相場では上下を繰り返しながらも101円から114円台まで上昇しました。ドル高トレンドです。
この時、104円で買いポジションを持ったとします。相場は108円まで上昇しています。決済すれば4円の利益が確定しますが、相場は今後も上がっていくのか下がるのかは分かりません。

109円で指値注文すれば5円の利益となりますが上昇トレンドはさらに続くかもしれません。

そんな時には逆指値注文を使います。106円で逆指値注文を入れておき、110円になれば108円の逆指値注文に変更し、114円になれば112円の逆指値注文に変更します。

成り行き注文で決済すれば4円の利益が、逆指値注文を使うことで最低8円の利益を得ることが出来るようになるのです。また、相場のさらなる下落にも対応できます。

このようにトレンドに乗って含み益が増えるたびに逆指値注文のレートを変更しながら青天井の利益を求めていく手法をトレールストップといいます。

トレールストップはトレンドの終わりを見極めることができるのでぜひ使いましょう。

指値注文や成り行き注文は簡単に利用でき、相場がもみ合っている場合には有効な決済の注文です。


利益確定の注文の仕方関連ページ

損切りの注文について
<p> ギャンのルールとストップオーダーについて </p>
利益確定の注文の仕方
青天井の利益を求めていく手法、トレールストップとは
IFO注文とは
FX取引のIFO注文とは
OCO注文とは
FX取引のOCO注文とは?
IFD注文とは
FX取引の保有から決済までの自動売買のひとつ、IFD注文について
指値注文と逆指値注文について
外国為替証拠金取引FXの指値注文と逆指値注文について
成り行き注文について
<p> 外国為替証拠金取引FXの成り行き注文について </p>
注文してポジションを持とう
<p> FX取引のポジションの保有と取引方法について </p>