ロスカットとは?
FX(外国為替証拠金取引)は元本保証の商品ではありません。
FXの特色であるレバレッジをかけた状態では、急激に相場が変動した場合、大きな損失を被ることになります。
その損失をなるべく抑えるためのしくみが自動ロスカット(強制ロスカット)です。
自動ロスカットは、証拠金の20〜30%(取引業者によって異なる)になると、ポジションの一部やすべてを決済してしまうルールになっています。
ロスカットは強制的におこなわれるものや、警告の連絡やメールを送る会社などがあります。
たとえば
証拠金が10万円で、1ドル=115円のとき1万ドルを買うと
115円×10,000ドル=1,150,000円
これが1ドル=107円になると
107円×10,000ドル=1,070,000円
証拠金10万円に対して8万円の評価損となり、自動ロスカットが行われます。
(自動ロスカットが20% の場合)
一度も行われて欲しくないルールですが、証拠金以上の損失にならないリスク管理といえるでしょう。
ロスカットを防ぐには、レバレッジを低く抑えることで対応できます。
上記の場合、証拠金を40万円で115円を10,000ドルを買うとすれば、
ロスカットは83円となりますね。
また、損切りを徹底して行うことで、損失を抑えることが有効です。
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