マージンコールとは?
FX(外国為替証拠金取引)の取引では、私たち投資家が証拠金以上の損失を出さないでもいいような仕組みがあります。
その一つがマージンコールです。
取引業者によって異なりますが、一般的にはマージンコールは持っているポジションで証拠金の50%の評価損が出た時に発生する通知のことです。
たとえば
証拠金が10万円で、1ドル=115円のとき1万ドルを買うと
115円×10,000ドル=1,150,000円
これが1ドル=110円になると
110円×10,000ドル=1,100,000円
証拠金10万円に対して5万円の評価損となり、マージンコールが発生します。
マージンコールが発生すると、どうなるのでしょうか?
マージンコールが発生すると、FX取引業者は、
- 決済する。
持っているポジションの一部、または全部を反対売買して損益を確定させることです。
- 証拠金を追加する。
上記の例では証拠金をさらに10万円追加すれば、5万円の損失は証拠金の25%となり、マージンコールは解除されます。
のどちらかの対応を求めてきます。
マージンコールはFX業者からメールや電話で通知されます。
証拠金の追加や決済は翌営業日の15:00までに行わなわなければなりません。
マージンコールとは?関連ページ
- ロスカットとは?
- FX取引のロスカットとは?
- マージンコールとは?
- FXのリスク管理、マージンコールについて